ニュース概要
京都府感染症情報センターの発表(2026年9月3日更新)によると、京都府は2026年第35週(8月24日〜30日)に、インフルエンザの定点あたり報告数が流行開始の目安「1」を超えて「2.26」に達し、流行期に入りました。全国からは1週間遅れての流行入りです。地域別では、第35週時点で京都市・乙訓・山城北の各保健所で定点あたり報告数が1を超えています。
京都府での流行開始時期は例年9〜12月と幅がありますが、今年は例年より早い立ち上がりです。当院のある京都市西京区・桂川・桂・洛西口エリアの皆さまも、今のうちから基本の対策とワクチンの準備を意識しておくと安心です。
医学的背景
インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染で起こり、38℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身倦怠感が比較的急に現れるのが特徴です。こどもではまれに急性脳症、高齢者や免疫力の低下した方では細菌性肺炎を合併するなど、重症化することがあります。飛まつ感染・接触感染が主な経路で、発症前日から発症後3〜7日はウイルスを排出します。
循環器内科・生活習慣病の視点では、心臓・血管の病気や糖尿病などの持病がある方は、インフルエンザをきっかけに持病が悪化したり、肺炎などを合併したりしやすい点に注意が必要です。ワクチンや治療薬については自己判断せず、持病のある方は主治医と相談してください。
日常生活で気をつけたいポイント
- 外出後の手洗い:流水と石けんで、手についた病原体を物理的に落とす。
- 適度な湿度:室内は加湿器などで湿度50〜60%を目安に保つ。
- 十分な休養・バランスのよい食事:日ごろから抵抗力を保つ。
- 人混みを控える:流行時は、とくに高齢の方・持病のある方・妊婦さん・体調不良の方は繁華街や人混みを避ける。
- こまめな換気:季節を問わず室内を換気する。
- 咳エチケット:症状があるときはマスクを着け、周囲へうつさない。
受診の目安
- 急な高熱・強い倦怠感・関節痛などインフルエンザを疑う症状があるとき
- 持病(心臓・血管の病気、糖尿病、呼吸器の病気など)があり、発熱で体調を崩したとき
- 高齢の方・妊婦さん・お子さんで、水分がとれない、呼吸が苦しい、ぐったりしているとき(早めの受診・状況により救急要請を)
※発症後は、学校保健安全法で「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)を経過するまで」が出席停止期間とされています。
まとめ
京都府は例年より早くインフルエンザの流行期に入りました。手洗い・換気・休養など基本の対策を今から意識し、ワクチンの準備も早めに考えておくと安心です。持病のある方は、感染をきっかけに体調を崩さないよう、体調管理とワクチンについてかかりつけ医にご相談ください。
当院で相談できること
医療法人グロース 桂川さいとう内科循環器クリニックは、京都府京都市西京区下津林南大般若町37番地 リペアス下津林2Fにあり、阪急桂駅・JR桂川駅・洛西口・桂川エリアからご来院いただけます。
インフルエンザワクチンの接種時期について、当院の考え方は次のとおりです。例年は10月下旬から接種を開始していますが、本年度は流行の立ち上がりが早いため、例年より早めの開始も検討しています。65歳以上の方などを対象とした公費(定期接種)については、京都市など行政からの案内を待っている状況で、決まり次第あらためてお知らせします。「早めに打ちたい」「持病があるので相談したい」という方は、WEB予約や受診時にお気軽にお声がけください。診療内容は診療案内、アクセスはこちらをご覧ください。
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引用文献・参考サイト
- インフルエンザに注意!<京都府が流行期に入りました!>(京都府感染症情報センター)
- インフルエンザ(総合ページ)(厚生労働省)
- インフルエンザワクチン(季節性)(厚生労働省)
- インフルエンザ(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト)

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