健康診断や人間ドックの結果で「要再検査」「要精密検査」「要医療」と書かれていると、不安に感じる方も多いと思います。健診異常はすぐに病気と決まるものばかりではありませんが、放置すると心筋梗塞、脳卒中、心不全、慢性腎臓病などのリスクにつながることがあります。
当院では、内科・循環器内科・腎臓内科の視点から、健診異常の再検査や精密検査に対応しています。健診結果をお持ちのうえでご相談ください。
生活習慣病に関する健診異常
血圧が高いと言われた方
健診で血圧高値を指摘された場合、家庭血圧の確認、生活習慣の見直し、必要に応じた薬物治療が大切です。高血圧は心筋梗塞、脳卒中、心不全、腎臓病のリスクにも関わります。
LDLコレステロール・中性脂肪が高いと言われた方
脂質異常症は自覚症状が少ない一方で、動脈硬化を進める原因になります。年齢、喫煙、糖尿病、高血圧などのリスクを合わせて確認し、治療の必要性を判断します。
血糖値・HbA1cが高いと言われた方
血糖値やHbA1cの異常は、糖尿病や糖尿病予備群のサインであることがあります。腎臓病や心血管病の予防のためにも、早めの評価と生活習慣の見直しが重要です。
循環器に関する健診異常
心電図異常と言われた方
心電図異常には、経過観察でよいものから、不整脈、狭心症、心筋症などの確認が必要なものまであります。胸痛、動悸、息切れ、めまい、失神がある場合は早めにご相談ください。
心雑音と言われた方
健診で心雑音を指摘されても、多くの場合は「無害性雑音」「生理的雑音」など、すぐに心配がいらないものです。一方で、弁膜症、先天性心疾患、心筋症などが隠れていることもあるため、初めて指摘された場合や、息切れ・胸痛・動悸・むくみがある場合は確認が大切です。
心雑音は聴診だけでは原因を判断しきれないため、必要に応じて心エコー検査で、弁の逆流や狭窄、心臓の大きさ、心臓の動きなどを評価します。
詳しくは、ブログ記事もご覧ください。
健診で「心雑音」と言われたら
学校健診でよく指摘される「無害性雑音」「生理的雑音」について
腎臓に関する健診異常
尿蛋白・尿潜血と言われた方
尿蛋白や尿潜血は、腎臓や尿路の異常を知らせるサインになることがあります。症状がなくても、繰り返し指摘される場合や腎機能低下を伴う場合は確認が必要です。
eGFR低下・腎機能低下と言われた方
eGFR低下やクレアチニン高値は、慢性腎臓病の評価につながる重要な項目です。高血圧、糖尿病、脂質異常症とも関係するため、内科的に総合して確認します。
その他の健診異常
胸部レントゲン異常と言われた方
肺野の異常や胸部異常陰影を指摘された場合、胸部CTで詳しく確認した方がよいことがあります。心拡大を指摘された場合は、心不全や心肥大の可能性を考え、心エコー検査などで評価します。
肝機能異常と言われた方
AST、ALT、γ-GTPなどの肝機能異常は、脂肪肝、飲酒、薬剤、肝炎、胆道系の病気などで見られることがあります。血液検査の再確認に加えて、脂肪肝や胆のう・胆管の異常を確認するために腹部エコー検査を検討します。
数値の程度や症状、腹部エコーの結果によっては、消化器内科や専門医療機関へ紹介します。
尿酸値が高いと言われた方
尿酸値が高い状態が続くと、痛風発作だけでなく、腎機能低下、尿路結石、生活習慣病との関連も問題になります。高血圧や腎機能、心血管リスクも合わせて確認することが大切です。
当院では、腎臓内科・循環器内科のどちらの視点からも相談できます。腎機能や血圧、生活習慣を含めて総合的に評価します。
健診でeGFR低下・腎機能低下と言われたら / 循環器内科の診療案内はこちら
便潜血陽性と言われた方
便潜血陽性は、痔などで陽性になることもありますが、大腸ポリープや大腸がんなど、消化管からの出血が隠れていることがあります。健診で便潜血陽性を指摘された場合は、自己判断で放置せず、大腸カメラなどの精密検査を検討します。
当院で結果を確認し、必要に応じて三菱京都病院、京都桂病院、桂川くすもと内科・消化器クリニック、とだ消化器内科クリニックなどへ紹介します。
貧血などを指摘された方
貧血は鉄欠乏、月経、消化管出血、慢性炎症、腎機能低下など、さまざまな原因で起こります。血液検査で貧血の程度や鉄分の状態を確認し、必要に応じて消化器内科などへ紹介します。
受診時にお持ちいただきたいもの
- 健康診断や人間ドックの結果
- 過去の検査結果があればその控え
- お薬手帳
- 紹介状がある場合は紹介状
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受付時間: 午前 9:00〜12:00 / 午後 15:30〜18:30(月・火・木・金)
休診: 水曜午後・土曜午後・日曜・祝日