かかりつけ医とは「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」です。当院は地域の皆様のかかりつけ医です。風邪やインフルエンザ、花粉症、頭痛、だるさ、吐き気、胸やけ、胃炎、気管支炎、気管支喘息など、一般内科の診断と治療も行っています。発熱、風邪症状(せき、のどの痛み、鼻水)、おなかの痛み、胸の症状(胸苦しさ、動悸など)、頭痛、だるさなどの色々な症状に対して診察します。必要に応じて専門の科に紹介する役割も果たします。また健康診断などで血圧が高い、血糖値が高いなどと指摘された場合も当院で診察します。熱発の患者さまは受診前に予約いただくようにお願いしております。

風邪、熱発

発熱

発熱とは様々な要因により体温調節中枢に障害が生じて、体温が平熱時より高い状態に維持されている状態をいいます。
発熱の多くは細菌やウイルス感染による発熱です。悪性腫瘍、自己免疫疾患など他の病気が原因で発熱を引き起こしている事もありますので、適切に初期評価を行う必要があります。
決して自己判断せず一度医療機関までお越し下さい。

気管支炎、肺炎

呼吸器疾患は適切な抗菌薬の使用が早く症状を改善します

肺炎、気管支炎は、気管支や肺胞に、病原菌が届き、そこで炎症を起こしている状態です。気管支炎の原因はウイルス、肺炎の原因は細菌におって起こることが多いとされます。高齢者に多い疾患であり、90歳以上の男性では死因の第1位になっています。嚥下機能が衰えるため飲み込み機能が落ちてしまう(誤嚥)ことが原因とされます。発熱、咳、痰などの症状を認めます。細菌性の場合は適切な抗菌剤が治療のカギとなります。

尿路感染症、膀胱炎

男性より女性に多い病気です、頻尿、排尿時痛、残尿感などの症状で発症します。

尿路感染症は尿道を通じて膀胱内、尿道、尿管に細菌が侵入することで、炎症を引き起こしてしまう病気のことを指しています。排尿痛・頻尿・尿混濁・尿の異臭・血尿・残尿感などの症状を認めます。細菌が、腎臓まで到達すると血液内に侵入して腎炎にまで発展する恐れがあるので早期の治療が必要です。通常は抗生剤により治療を行います。当開始してから7日間から10日間程度すると完治することが多く、膀胱炎治療を早く開始するほど、早く完治させることが可能です。女性が発症しやすい病気で、尿を我慢することで発症するリスクが高まるので注意が必要です。

腹痛

腹痛は様々な原因で起こります

腹痛は様々な原因により起こります。腹痛といっても腹部は広く、例えばみぞおちが痛い場合は胃・十二指腸が原因と疑われますし、右の下腹部であれば虫垂炎が疑われます。また痛みが慢性か急性かでも原因は異なります。当院では内科かかりつけ医として初期対応し、さらに検査が必要な場合は適切な病院に紹介いたします。

花粉症

2月末~4月末までは花粉症の季節

スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状を「花粉症」と呼びます、医学用語では、「季節性アレルギー性鼻炎」です。花粉症の症状が現れやすいのが、鼻と目です。鼻の三大症状と言われるのが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の三大症状と言われるのが、目のかゆみ、目の充血、涙です。
桂川さいとう内科循環器クリニックでは花粉症にも対応いたします。

アレルゲン免疫療法

アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らしていく治療です。減感作療法とも呼ばれます。花粉症、アレルギー性鼻炎に対してこの治療が行われます。治療期間は3~5年と長期ですが、初めてのスギ花粉飛散シーズンから症状を和らげることができると考えられています。初回投与時にアレルギー反応 (アナフィラキシーショック)が出現する可能性が低いながらもあるため最初はクリニックで内服し30分間の安静と経過観察が必要です。

頭痛

頭痛

日本人の約4,000万人が慢性的な頭痛に悩まされていると言われています。身近な存在なので、「たかが頭痛」と軽く考えてしまいがちですが、悪化すると日常生活に支障をきたしますし、その裏には命に関わる病気が隠れているかもしれません。頭痛の原因はさまざまで、原因によって予防法や治療法が大きく異なるため、一歩間違えると痛みを悪化させる逆効果になってしまいます。片頭痛、群発性頭痛、緊張型頭痛、これらはいわゆる「頭痛持ちの頭痛」です。専門的には機能性頭痛と呼ばれています。原因は、頭部の血管の収縮や拡張によって引き起こされるものや、肉体的・精神的なストレスによって引き起こされるものなどさまざまです.
3つのタイプの頭痛について解説します。




群発性頭痛

片側の目の奥に激しい痛みがある。"目をえぐられるような"、"柱に頭をぶつけたくなるような "と表現される片側の目の奥の激しい痛みが特徴の群発頭痛。涙が出たり、目が赤くなったり、鼻水が出たりすることもあります。

多くの場合、年に1~2回、1~2ヵ月の期間で、毎日のように激しい頭痛が起こります。




片頭痛

頭の片側または両側に、ズキズキとした頭痛が起こります。吐き気を伴い、一定期間に渡って繰り返し起こる頭痛。月に1~2回、週に2~3回起こることが多い強い頭痛です。20代から40代の女性に非常に多く見られます。




群発性頭痛

片側の目の奥に激しい痛みがある。"目をえぐられるような"、"柱に頭をぶつけたくなるような "と表現される片側の目の奥の激しい痛みが特徴の群発頭痛。涙が出たり、目が赤くなったり、鼻水が出たりすることもあります。多くの場合、年に1~2回、1~2ヵ月の期間で、毎日のように激しい頭痛が起こります。




緊張型頭痛

緊張型頭痛は、肩や首の締め付けを伴う、毎日起こる頭痛です。毎日起こる頭痛ではありますが、仕事や日常生活に支障をきたすほどの痛みではありません。精神的、肉体的なストレスが頭痛の引き金になることもあり、「頭の周りが締め付けられるような感じ」と表現されることが多いです。

クモ膜下出血、細菌性髄膜炎、脳出血、即答動脈炎、緑内障、脳腫瘍などでも頭痛は生じこれらの疾患は生命にかかわる疾患です。