開院後

薬は一度始めたら一生内服しないといけないのでしょうか?

血圧の高い患者さんやコレステロールの高い患者さんに内服治療を勧めた場合に良く聞かれます。もちろん肥満、喫煙、運動不足、食習慣、そういった要素を改善して内服が不要になる患者さんいますが多くの患者さんではずっと内服が必要になることが多いです。

当院ではまず生活習慣の改善に取り組んでもらい、それでも必要な場合にのみ内服治療をお勧めしているのでなかなかこれ以上生活習慣の改善はできない、という患者さんが多いです。そういった患者さんにも”薬は一度始めたら一生内服しないといけないのでしょうか?”と良く聞かれます。

しかし治療の目標は”薬を飲まないこと”ではなく”動脈硬化を予防すること”ですので、必要な薬を内服して動脈硬化を予防できるのであれば内服したほうが良いと考えています。

動脈硬化とは動脈の壁にゴミがつくことです、動脈とは全身の臓器に血液を送るパイプです。写真のようにパイプにぎっしりとゴミがついてからではなく、きれいなうちに生活習慣の改善、適切な内服治療を始めるべきと考えています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1. 血圧の“第3の数字”『脈圧』をご存じですか?──心臓と脳を守るカギかもしれません

  2. 体重が減らなくても、運動そのものが心臓と血管を守る――米国心臓協会の新しい科学的声明(2026)

  3. 最新ニュース解説:糖尿病がなくても、腎保護薬フィネレノンが心臓と腎臓を守る可能性(NEJM・欧州腎臓学会2026)