開業準備

電子カルテ

M3デジカル入力画面(クラウド型、模擬患者)
ダイナミクス入力画面(オンプレ型、模擬患者)

電子カルテ選定中です。現在の電子カルテはオンライン型、オンプレ型の2種類に概ね分けることができます。オンライン型はクラウドでデータを管理するタイプ、オンプレ型は院内にサーバーをおいてデータを管理するタイプです。徐々にクラウド型が増えつつありますが、動作の軽快さやサポート面ではオンプレ型にまだ分があるような印象です。逆にオンプレ型は導入費用が高く(大体300-400万円前後)、また保守費用も月々4-5万円のところが多いのに対してクラウド型はネットにつながればよいので導入費用もPCを購入すれば使うことができます。保守費用も2-3万円のところが主流です。

オンプレ型の中で異彩をはなっているのがダイナミクスで上の画面の様にOfficeソフトのアクセス上で構築されたものになり、導入費用22万円、保守費用も月1万円と激安です。その代わりある程度のPCの知識がないと使用が難しいのと画面が見にくいのが欠点のようです。

一度導入するとずっと使い続けるものですし患者さんの個人情報がはいるものですのでセキュリティも万全であってほしいものです。

ITの歴史を振り返ると電子メールもいまはほぼクラウドに移行していますし、データ管理もほぼクラウドに移行していることを考えると長期的にはクラウドに移行すると思うのですがいまは過渡期、ネットの評判をみても意見はわかれています。

もう少し悩んで決定しようかと考えています。

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コメント

  1. 徐々に改善されるとはいえダイナミクスはいまだに32ビット、オフラインで使え、その他の対策はなされていないなんともお粗末なシステム環境です。各医院苦労されてますね。
    当方も2件ほど担当させていただいてますが、問題の多い環境と思います。