当院では発熱外来を設けており連日5~10名の発熱の患者さんを診察しておりますが新型コロナウイルスが陽性になる方は減ってきており徐々にインフルエンザが増えてきています。
先日のNHKのニュースをみても新型コロナウイルス感染症の第9波はピークを越えており徐々に減少傾向に転じています。
NHKニュースサイトから引用(2023.10.6)
それに反してインフルエンザが陽性となる方が徐々にでてきています。こちらもNKHのニュースで報じられていました。インフルエンザに関しては今年の夏は1日1-2名陽性となる方が続いており新型コロナ流行前と異なる様相です。
NHKニュースサイトから引用(2023.10.6)
一説には新型コロナとインフルエンザの同時検査が一般的になっため、インフルエンザの診断を取りこぼすことが少なくなってきたいうことも言われております。しかし、「5類」への移行以降、発熱を伴う場合でも受診されずに自宅で様子を見ている患者さんも多いので今年のインフルエンザの流行については実際に増えているのだと思いいます。また新型コロナ、インフルエンザ以外のウイルス感染症も増加しているという印象があります。感冒症状を伴うウイルス感染症の増加により現在、医薬品の供給が非常に厳しい状況にあります。特に咳止めや去痰薬などが手に入りにくくなっております。これについてはジェネリック医薬品に関する構造的な問題が影響していると考えられます。
皆様の健康と安全を第一に考え、当院ではこれらの問題に対応しつつ、最良の診療を提供するよう努めております。インフルエンザ、新型コロナウイルスともにワクチンが重症化予防効果がありますので未接種の方は接種ご検討ください。また発熱、咽頭痛などの症状がある場合や、ご不安な点がございましたら、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
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