コロナも第七波も一段落し当院も少し落ち着いてきております。動悸、胸部の不快感、息苦しさなど循環器系の病気が疑われる患者さんも毎日来院されており説明のときに使用してる本が”インフォームドコンセントのための心臓・血管病アトラス”です。
目新しい内容や必要以上に詳しい説明はないのですが心臓の解剖、動脈硬化のイラスト、検査、診断の様子がイラストや写真などでわかりやすく記載されています。ほとんどの循環器医にとっては最も使用する頻度の高い本ではないでしょうか?前職の京都大学医学部附属病院の外来にもありましたし当院にも常備しています。
改定を重ねて現在は第6版になっております。有名な教科書ももちろん必要なのですが患者さんへの説明にはこのようなシンプルな図解の本が非常に役に立ちます。隠れた名著だと思います。作成された先生方、トーアエイヨーの方に感謝です。
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