京都市では、令和8年4月1日(水)から、高齢者肺炎球菌ワクチンの定期予防接種で使用するワクチンが変更になります。
これまで使用されていた23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)に代わり、今後は20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)が使用されます。
あわせて、自己負担額も変更されますので、接種をご希望の方はご注意ください。
令和8年4月1日からの主な変更点
1.使用ワクチンの変更
- 令和8年3月31日まで:23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)
- 令和8年4月1日から:20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)
20価肺炎球菌ワクチンは、従来の23価ワクチンと比べて、より高い予防効果や効果の持続性が期待されるワクチンです(生涯に1回の接種で免疫が持続する(再接種不要)のが最大の特徴です)。
2.自己負担額の変更
| 対象 | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|
| 市民税課税の方 | 4,000円 | 7,000円 |
| 市民税非課税の方 | 2,000円 | 3,500円 |
| 生活保護等受給中の方 | 無料 | 無料 |
※ 中国残留邦人等支援給付を受給している方を含みます。
ご注意ください
すでに京都市から案内が届いている方でも、令和8年4月1日以降に接種する場合は、新しいワクチン(プレベナー20)での接種となり、変更後の自己負担額が適用されます。
また、京都市から送付された旧様式の予診票や、令和7年度に発行された自己負担区分証明書は、令和8年4月1日以降は使用できません。
肺炎球菌ワクチンとは?
肺炎球菌は、肺炎の原因となる代表的な細菌のひとつです。肺炎だけでなく、敗血症、中耳炎、副鼻腔炎、慢性気道感染症などを起こすことがあります。
特に高齢の方や、心臓・腎臓・呼吸器の病気などの持病がある方では、重症化しやすいため、予防が大切です。
定期接種の対象となる方
次のいずれかに該当する京都市民の方が対象です。
① 満65歳の方
② 満60~64歳で、次のいずれかに該当する方
- 心臓機能障害
- 腎臓機能障害
- 呼吸器機能障害
- ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害
があり、日常生活を極度に制限される方(おおむね身体障害者手帳1級程度)
※ 身体障害者手帳をお持ちの方は、接種当日にご持参ください。
※ 過去にニューモバックスNP(23価肺炎球菌ワクチン)を接種したことがある方は、定期接種の対象外です。
接種当日に必要なもの
- 年齢が確認できるもの
- 予診票
- 接種費用
- 市民税非課税の方:自己負担区分証明書
- 生活保護等受給中の方:受給証明書
※ 証明書を当日に提示されなかった場合、後日提出による返金はできませんのでご注意ください。
接種を受けられない場合
37.5℃以上の発熱があるときや、体調がすぐれないときは接種できません。
来院前に検温をしていただき、体調をご確認のうえ受診をお願いいたします。
当院で接種をご希望の方へ
高齢者肺炎球菌ワクチンは予約制です。
ワクチンは取り寄せになりますので、お電話でご予約をお願いいたします。
京都市の制度に基づく定期接種をご希望の方は、対象年齢・接種歴・必要書類をご確認のうえ、ご予約をお願いいたします。
自己負担区分証明書について(市民税非課税の方)
市民税非課税の方で、軽減後の料金で接種を受けるには、自己負担区分証明書が必要です。
京都市によると、新しい20価ワクチンに関する申請フォームは令和8年4月1日から公開予定です。発行まで時間がかかることがあるため、接種予定日まで余裕をもって申請してください。
まとめ
令和8年4月1日から、高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種は、ワクチンが「プレベナー20」に変更となり、自己負担額も変更されます。旧予診票・旧証明書は使用できませんのでご注意ください。
対象の方で接種をご検討中の方は、早めの確認をおすすめします。ご不明な点があれば、お気軽に当院までご相談ください。
