新型コロナワクチンの接種間隔について

行政から新型コロナワクチンの供給は11月中旬まで継続されるとの連絡をうけ予約枠を調整しております。10月、11月中は火曜日午後、金曜日午後、土曜日の枠で予約を受付中ですが12月以降は金曜日午後で予約を受け付けております。当院での新型コロナワクチンは全てファイザー社製ですが接種間隔についてのお問い合わせを頂くことがあります。ファイザー社製の新型コロナワクチンの接種間隔は1回目、2回目で3週間が標準ですが、1回目の接種後19日以降であれば2回目は遅れても大丈夫とされています(厚労省のページでは6週間内の接種が推奨されています)。

下記の何れのパターンでも接種は問題ございません。

標準的な接種間隔

標準的な接種間隔の場合

1回目が土曜日、2回目が金曜日の場合(間隔20日間)

1回目と2回目の間隔が20日間でも問題ありません

1回目が火曜日、2回目が土曜日の場合(間隔24日間)

間隔が19日以上空いていれば問題ございません

1回目と2回目の接種間隔が3週間以上空いている場合

2回目の接種は6週間以内が推奨です

海外からの報告では3週間間隔よりも11~12週間の間隔をあけて接種したほうがより高い抗体価が得られるとの報告もあります(参考文献)が、国内でのワクチン供給が不安定であることを考えると早めの接種をお勧めしております。

参考文献: Extended interval BNT162b2 vaccination enhances peak antibody generation in older people. H Parry, R Bruton, C Stephens, K Brown, G Amirthalingam, B Hallis, A Otter, J Zuo, P Moss, https://doi.org/10.1101/2021.05.15.21257017