インフルエンザワクチン/新型コロナウイルスワクチン接種を令和7年2月28日まで延長します
感染状況:インフルエンザが過去最多水準
現在、京都市内ではインフルエンザの感染拡大が顕著で、定点医療機関当たりの報告数が55.79人に達し、過去最高水準となっています。これは、季節性インフルエンザの警報レベル基準値(30人)を大きく上回っています(1)。
一方で、新型コロナウイルスの感染も続いており、第52週(12月23日~29日)では、定点医療機関あたりの報告数が4.10人と発表されています。インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が懸念される状況です。
接種期間延長の決定
これらの感染拡大を受け、京都市は2024年度(令和6年度)の高齢者向けインフルエンザ予防接種および新型コロナワクチン接種の実施期間を1か月延長することが決まりました。
接種期間の変更
- 現行の実施期間:令和7年1月31日まで
- 延長後の実施期間:令和7年2月28日まで
対象者
- インフルエンザ予防接種:65歳以上の方、もしくは60歳以上で基礎疾患のある方。
- 新型コロナワクチン接種:高齢者や基礎疾患を有する方を中心に、対象者が広く設定されています。
詳細は京都市の公式ウェブサイトや、当院スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
接種予約のポイントと注意事項
- 早めの予約を!
延長期間中の混雑が予想されますので、早めに接種予約を行いましょう。 - 健康状態の確認
当日は、体調の良い状態で接種を受けてください。発熱や体調不良の場合は、無理せず予約の変更をお申し出ください。 - 接種時の持ち物
– 健康保険証
– 接種券(対象者には郵送されている場合があります)
– 身分証明書
ワクチン接種で健康を守りましょう
今年はインフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行のリスクが高いとされています。ワクチン接種は、重症化を防ぐために非常に効果的です。高齢者の方や基礎疾患をお持ちの方だけでなく、ご家族や周囲の方々の健康を守るためにも、ぜひ接種をご検討ください。
当院では、引き続き安全でスムーズな接種ができるよう取り組んでまいります。